経理を目指す人へ。適応障害で休職中の私が伝えたい「経理のしんどさ」

メンタル不調

私は今、適応障害で会社をお休みしています。
体調を崩して初めて、経理という仕事には“向いている人には向いているけれど、向いていない人には本当にしんどい側面”があると気づきました。
これから経理を目指す人には、私の経験が少しでも参考になればと思い、正直な気持ちを書きます。

月次決算は残業が避けられない

経理にとって月初は常に繁忙期です。どれだけ準備していても、月次決算は残業が当たり前になります。
他部署の提出が遅れれば、その遅れはすべて経理に跳ね返ってきます。
「月初は休めない」「予定が立てられない」という働き方が日常になります。

年度決算は深夜残業もある

年度決算の時期は、月次・四半期・年度の処理が重なり、業務量が一気に増えます。
深夜残業が続くことも珍しくありません。
この繁忙期は半年ほど続くこともあり、有給を取るのはほぼ不可能です。
体力的にも精神的にも、かなり負荷がかかる期間です。

ライン業務のフォローが負担になる

経理は「事務職 → 総合職 → 管理職」という縦のラインで仕事を進めます。
この仕組みがあるため、誰かがミスをすると、必ず誰かがフォローに回らなければなりません。

私の場合、その“誰か”がほとんど自分でした。

  • 仕訳の入力漏れ
  • 書類の不備
  • 締め日に間に合わない提出
  • 説明が曖昧で、何度も確認が必要になる

本来なら自分の業務に集中したいのに、他人のミスの後処理に追われる日々。
「なんで私ばかり…」という気持ちが積み重なり、心がすり減っていきました。

妊娠中・時短勤務の人の肩代わりが重なる

経理は女性が多い職場も多く、妊娠中の方や時短勤務の方のフォローが必要になることがあります。
もちろんサポートは大切ですが、実際には独身者やフルタイム勤務者に負担が集中しがちです。

  • 重い業務は任せられないから代わりに担当
  • 時短の人の分までカバー
  • 自分の業務が後回しになり、残業が増える

「助けたい気持ちはある。でも、私の負担は誰が見てくれるの?」
そんな葛藤が続き、精神的なストレスは大きくなっていきました。

営業からの相談対応は想像以上に大変

経理は営業から計上処理の相談を受けることが多いのですが、
営業は営業の視点で話し、経理は経理の視点で判断します。
お互いの“頭の構造”が違うため、話が噛み合わないことも多いです。

  • 必要な情報が出てこない
  • 説明が曖昧
  • 経理側が質問を重ねて情報を引き出す必要がある

このコミュニケーションが想像以上にエネルギーを使い、ストレスの原因になりました。

経理のしんどさは「性格」との相性が大きい

経理の仕事がしんどくなる理由は、単なる業務量だけではありません。
性格や価値観とも深く関係しています。

  • 真面目で責任感が強い
  • 人に迷惑をかけたくない
  • 頼まれると断れない
  • 仕事の質にこだわりがある
  • 周囲のミスが気になりやすい

こうしたタイプの人は、経理のライン業務と相性が悪いことがあります。
私が適応障害になるほど追い詰められたのは、弱さではなく、責任感が強すぎたからだと今は思います。

経理を目指す人へ伝えたいこと

経理は専門性が高く、やりがいのある仕事です。
ただし、求人票や資格の勉強だけでは見えない“現場のリアル”があります。

  • ルーティンが苦手
  • マルチタスクが苦手
  • 他人のミスのフォローがストレス
  • 予定が立てられない働き方が嫌
  • 精神的なプレッシャーに弱い

こうしたタイプの人は、経理の働き方と相性が悪い可能性があります。

逆に、

  • コツコツ作業が得意
  • 細かいチェックが苦にならない
  • ルールに沿って淡々と進めるのが好き
  • 他部署との調整が苦にならない
    という人には向いています。

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