心と身体が回復していくまでの数か月
休職期間にどんなふうに過ごしていたのか、ネットで調べても実際の体験談は意外と少なく、私自身も不安の中で手探りの日々を過ごしてきました。
今回は、私が休職してから復職を目指すまでの数か月間を振り返りながら、その時々の体調や気持ちの変化、会社とのやり取り、そして自分自身と向き合った時間についてまとめています。
同じように悩んでいる方の「ひとつの例」として、少しでも参考になれば嬉しいです。
休職して2か月目
休職開始から1か月ほど経った頃、一度は復職を考えましたが、睡眠中に不安な夢を見るようになったり、落ち着かず抗不安薬を服用する日が増え、体調が再び不安定になってしまいました。そのため、もう少し休むことにしました。
2か月目は、横になりながらドラマを観たり、ゆっくり過ごす時間が中心でした。土日は短時間であれば人と会うこともでき、少しずつ外出もできていました。
これまで忙しくて後回しにしていた健康面のケアにも取り組みました。アレルギー検査を受けたところ、花粉症だと思っていた症状がダニ・ハウスダストによるものと分かり、舌下免疫療法を開始。歯科検診では虫歯が見つかり、治療も進めました。
休むことに専念するうちに「もう一度復職を目指したい」という気持ちが戻ってきたため、主治医に復職許可をいただき、会社へ連絡しました。
休職して3か月目
会社の復職プロセスとして、主治医・人事・本人の三者面談が必要とのことで、病院で対面の面談を行いました。ただ、人事の都合もあり日程調整に時間がかかり、復職を希望してもすぐに動けないもどかしさが続きました。考える時間が増えるほど不安も強くなり、精神的にしんどい日も多かったです。
気分転換として、1泊2日の温泉旅行に行きました。休職してから初めての旅行で、自然に触れながら心が少し軽くなりました。
産業医面談は三者面談の翌週に予定されていましたが、人事の手続きミスで書類が間に合わず、翌月に延期に。緊張して眠れない日もあったため、延期を知った時は落ち込み、人事への不信感も募りました。予定が思うように進まないことへの苛立ちや、緊張の糸が切れたことで生活リズムも乱れていきました。
休職して4か月目
産業医面談が延期になったことをきっかけに、「今できることをやろう」と思い切って2泊3日の海外旅行へ。復職のことはいったん脇に置き、楽しいことに意識を向けて過ごしました。この頃は体調も良く、好きなことをしている時間は心も身体も動く感覚がありました。
迎えた産業医面談では、復職後は負荷がかかるため薬の服用を継続するようにと言われ、以前の“無理して頑張っていた自分”に戻るような気がして落ち込みました。
さらに、会社側は復職日やスケジュールを事前に決めていたようですが、私は面談当日やその後に初めて知る形となり、不安が大きくなりました。希望していた業務内容も上司に正しく伝わっていなかったようで、一気に混乱してパニック状態に。 これまで私と上司の間に人事が入る形だったため、意図がうまく伝わっていなかったことも不信感につながりました。
精神的に不安定になり涙が出てしまい、この時の復職は延期に。1週間ほど体調が悪い日が続きました。
その後は、生活リズムを整えるために朝7時に起きることから再スタート。外出時間を少しずつ増やし、図書館で勉強したり、保護犬のボランティアに参加したり、日中に活動する習慣を取り戻していきました。また、以前から気になっていた傷跡やほくろの治療にも取り組み、精神的な負担を減らすためのケアも進めました。
休職して5か月目
再度主治医に相談し、復職許可をいただいたうえで産業医面談を受けることになりました。
この頃は、リワークに通うかどうかを真剣に悩みました。休職当初は「1か月くらいで復職できる」と思っていたものの、時間が経つにつれて「復職したら周りにどう思われるのか」という不安が大きくなっていったからです。無理して頑張ってしまう自分の癖も分かっていたため、再発の心配もありました。
リワークでは認知行動療法のような学びも得られるため魅力を感じましたが、3割負担では経済的に厳しく、自立支援の申請には診断書の順番待ちで数週間かかると言われ、すぐに通えないことに落胆しました。もっと早く動けばよかったという後悔もありました。
最終的には、リワークではなく復職を進めることに。2回目の産業医面談では生活記録表の提出を求められ、規則正しい生活や日中の活動量が復職判断に影響することを意識しながら過ごしました。
ただ、日中3時間ほど外で活動するだけでも疲れて昼寝をしてしまう日もあり、正直なところ復職への自信は十分ではありませんでした。家庭環境の理解が得られず、家で過ごすことが難しい状況もあり、産業医面談では不利になる発言を避け、復職許可を得ることを優先せざるを得ませんでした。
まとめ
復職直前期や休職期間中に悩んだことについては改めてブログに書こうと思います。
休職期間は、思い通りに進まないことの連続でした。 復職の手続きが遅れたり、会社とのコミュニケーションに不信感を抱いたり、体調や気持ちが揺れ動いて落ち込む日もたくさんありました。
それでも、少しずつ生活リズムを整えたり、外に出て活動したり、健康面のケアを進めたりする中で、確実に前に進んでいたのだと思います。
休職は「ただ休む時間」ではなく、 心と身体を立て直し、これからの働き方や生き方を見つめ直す大切な期間でした。
同じように悩んでいる方がいたら、 「焦らなくていい」「回復には時間がかかって当たり前」と伝えたいです。
そして私自身も、これからも無理のないペースで歩んでいきたいと思います。


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